2017
フランスのショコラ技術と日本の素材・感性を融合させ
C.C.C.によるショコラ品評会において
AWARD DE L’EXCELLENCE(外国人部門最優秀賞)受賞

日本を代表するパティシエ・ショコラティエである辻󠄀口博啓が手掛けるショコラトリー「LE CHOCOLAT DE H(ル ショコラ ドゥ アッシュ)」は、
2017年10月28日(土)~11月1日(水)にフランス・パリで開催される世界最大のチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT(サロン・デュ・ショコラ)」内で発表された 「C.C.C. (Club des Croqueurs de Chocolat=クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ=ショコラ愛好家の会)」によるショコラ品評会に「C.C.C. CHOCOLAT RENAISSANCE」を出品し、5年連続最高評価ゴールドタブレット(金賞)を獲得。さらに、AWARD DE L’EXCELLENCE(外国人部門最優秀賞)を受賞いたしました。

C.C.C. ガイドブック
「LE GUIDE DES CROQUEURS DE CHOCOLAT」2017
審査員講評

 「細部が完璧をつくるが、完璧はひとつの細部ではない」
 すばらしいショコラティエかどうかはそれをみればわかる。細部の細部が、もっとも繊細な部分が、もっとも微細な仕上げまでもが、昇華されている。菓子職人の3代目である辻 口博啓は、我々の内面の本質さえも映し出すようなチョコレートを創るに至ったのである。製作における正確さ。創造性における繊細さ。食材の扱いにおける上品さ。そのボンボンはまるで宝石師の手によってつくられた金銀細工のように計算されている。
 2017年の大雨災害を機にペルーを支援するためにつくられた「ペルーへのオマージュ」は、究極ななめらかさを持つガナッシュ。力強い味わいは完全に計算し尽くされており、香りはその味覚の喜びを限りなく続けさせてくれるかのように、ゆっくり次から次へと広がっていく。「プラリネカフェとキャラメル・サレ・ア・ラ・ヴァニーユ」は、含みのある味わい。プラリネとキャラメル、カカオのバランスが見事である。

< 辻󠄀口博啓 受賞コメント >

 15年前にル ショコラ ドゥ アッシュを立ち上げた時からテーマにしていたのは日本の食文化である発酵と世界のカカオの発酵をマリアージュすることだった。その積み重ねが今回の受賞に繋がったと思う。本当に嬉しい限りだ。これからも更に美味しいショコラを作り上げるように努力していきたいと思う。

Spectacle du mode du chocolat ショコラ・ファッション・ショー

サロン・デュ・ショコラ前夜祭に行われる「チョコレートファッションショー」に、アジア人初の5年連続で参加。 ドレスはファッションデザイナーのTAE ASHIDA氏とのコラボレーションによるもの。モデルは2012年のミス・フランスの Delphine Wespiserさんが務めました。TAE ASHIDA氏の日本人独特の繊細で上品なデザインに、辻󠄀口がチョコレートのエッセンスを加え、ショーに彩りを与えました。

RENAISSANCE

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 2017年のCCCコンセプトは、日本とフランスの融合である。
フランスのショコラ技術と日本の素材と感性を私なりに一から見直し、
一粒のボンボンショコラに想いを込めました。



マルコメ株式会社

1854年(安政元年)創業のマルコメ株式会社(長野市)が全面協力。 日本伝統の糀をご提供いただき、ショコラと合わせて特別なガナッシュを創り出しました。 このボンボンショコラは日本伝統の素材がフランスのショコラ技術と出会い生まれた、 日本とフランスの融合の名にふさわしい世界で一つの希少な商品です。

RENAISSANCE

Chocolat

  • 2017 Chocolat
  • 2016 Chocolat
  • 2015 Chocolat
  • 2014 Chocolat
  • 2013 Chocolat
  • No.1 Peru
  • No.2 Mojito≪ wa ≫
  • No.3 Coffee
  • No.4 Damask rose

from Hironobu Tsujiguchi

和菓子職人の3代目として生まれ、日本素材・文化をパティシエ・ショコラティエとしての立場から捉え、コンセプトの異なる13ブランドを展開している。 スイーツを日本の文化にすべく日本スイーツ協会代表としてスイーツコンシェルジュ検定を実施しスイーツの発展に向け活動している。 産業能率大学客員教授・金沢大学講師を務め、石川県にてスーパースイーツ製菓専門学校、及びスーパースイーツ調理師専門学校、両校の学校長も務める。石川県観光大使、三重県観光大使に就任。

Troisieme generation de patissiers traditionnels japonais, Hironobu Tsujiguchi insuffle a ses creations une part de culture qu’il revendique. Figure incontournable de la patisserie et du chocolat japonais, il dirige aujourd’hui 13 marques tout en assumant les fonctions d’ambassadeur touristique pour les prefectures d’Ishikawa et Mie et de professeur aupres de l’universite Sangyo Noritsu et celle de Kanazawa. Par ailleurs, Directeur de l’ecole de patisserie et de cuisine ≪ Super Sweets ≫, installee a Kanazawa, il y a cree un diplome pour l’etude academique de la patisserie occidentale intitule ≪ Sweets Concierge ≫.

He was born as the 3rd generation of Japanese-sweets artisans. He sees the Japanese ingredients and culture as a patissier and chocolatier and opened 13brand boutiques with different concepts. He holds the examination of sweets concierge and contributed to the development of sweets in Japan. He works as a guest affiliate professor at Institute of Business Administration and Management and as a lecturer at Kanazawa University. He is also a school principal of super sweet professional school and a school for super sweets chefs. He takes up Sightseeing ambassador of Ishikawa prefecture and Mie prefecture.

LE CHOCOLAT DE H

ル ショコラ ドゥ アッシュは世界中のカカオの香りや味わいを日本の素材、文化と融合させ一粒のショコラに込め日本から世界に発信するショコラブランドです。 東京銀座にて『おもてなしの心』を重ねショコラの可能性を日々追及するショコラトリ―です。

≪ Le Chocolat de H ≫ est une marque internationale de chocolat.
Son objectif est de creer un chocolat d’exception a partir de crus issus du monde entier, travailles dans le respect de la tradition chocolatiere japonaise pour offrir a ses consommateurs une experience gustative memorable.
Cette decouverte engage les cinq sens qu’elle laisse ravis. Ainsi s’exprime l’esprit de l’Omotenashi si cher a la culture japonaise.
Poussez les portes de la chocolaterie de Tokyo Ginza pour ressentir toute la richesse sensorielle que provoque le chocolat quand il s’inscrit sur une partition d’artiste.

‘Le chocolat de H’ is the international top chocolate brand, which integrates the scent and taste of cacao all over the world with Japanese ingredients and cultures into a piece of chocolate. We pursue the possibility of cacao with a mind of ‘Omotenashi’.